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プロフィール
細田幸平
細田幸平
著者 樽の味研究員の細田です。
特技 漬けること
技術 広告宣伝
公式サイト樽の味

2012年02月10日

安息香酸・安息香酸ナトリウム

安息香酸

安息香酸について調べてみました。

もともとはエゴノキ科安息香の木の樹脂から採取されていたものらしいです。
こう聞くと、なんか自然のものっぽく聞こえるのですが、
現在は化学的に合成されているのが一般的だそうです。

水によく溶け、各種の微生物に対して増殖を抑制する効果があります。
食品のpHが低い(酸性が強い)ほど効力が増大するようです。

清涼飲料水・栄養ドリンク・シロップ・普通の醤油・酢・
果実ペースト・果汁・キャビア・マーガリン・シャンプーなどに含まれ、
用途としては細菌やカビの増殖を抑えて、
食品・清涼飲料水などが腐るのを防ぎます。

とまあ、ここまではまあそれほど問題はなさそうなんですが、

ここからが本題です。

この保存料は既に1975年厚生省から発ガン性テスト班に
回され「変異原性」(細胞に突然変異が起こる)が有り
「発ガン性」が認められた添加物です。

発がん性が認められても普通に使用され販売されてるんですね。
まあタバコもそうですが。。。

また「黄色4号」と一緒に摂取すると喘息やじんましんの
起こりやすい人は特に注意が必要とのことです。


ある実験では、
ラットに対して、安息香酸Naをえさに2%混ぜたものと
5%の割合で混ぜてものを各4週間食べさせたところ、5%群では
全てのラットが過敏状態、尿失禁、けいれんなどを起して死亡し、
2%群では、体重が減少し、食欲も低下したそうです。

他にも安息香酸と安息香酸ナトリウムを含むエサで、
犬を250日間飼育したところ、投与量が体重当たり1g/kgを
越えると、運動失調になり、てんかん様けいれんを起して
死亡する例があったとのことです。

投与量が体重の割合に対して効果が増減するとなると
子供等は要注意ですね。


さらに安息香酸ナトリウムは、諸外国でも認可され広く使われているが、
先頃、その安全性に大きな疑問を投げかける実験結果が英国の専門家より提出されているそうです。
安息香酸ナトリウムは、炭酸飲料に添加されているビタミンCと化学反応を起して
ベンゼンという発癌性物質を生成するので、以前から問題視されていたのだが、
昨年、イギリスでは多量のベンゼンが検出されたソフトドリンク4製品が販売禁止になっているとのこと。


しかしながら、シェフィールド大学のピーター・パイパー教授は
安息香酸ナトリウムの別の意味での危険性を指摘しています。
なお、パイパー教授は、分子生物学と生命工学を専門とする、
エイジング(加齢)のエキスパートだそうです。


同教授は、1999年以来、安息香酸ナトリウムについて研究を続けているのだが、
生きたイースト細胞に安息香酸ナトリウムがどのような影響を与えるのか
実験して見たところ、その結果に驚いたと言います。


細胞の「発電所」であるミトコンドリアのDNAの大切な部分にダメージを与えていたのだ。
安息香酸ナトリウムのDNAに与えるダメージは深刻で、
ミトコンドリアの機能を完全に停止させてしまうそうである。
ミトコンドリアは酸素を消費してエネルギーを生み出すのだが、
それがダメージを受けると、今度は細胞そのものが深刻な機能不全に落ち入るという。
ミトコンドリアDNAの損傷が原因とされる病気はいろいろとあるが、
パーキンソン病や数多くの神経退行性の病気がその中に含まれる。
しかし、このDNAの損傷は何よりも加齢のプロセスに関与していると教授は言う。


また、食品添加物の安全性の検査についてパイパー教授は次のように語っています。
「食品業界は、これらの化合物(防腐剤)は検査済みだし、全く安全ですと言うでしょう。
しかしながら、現代の安全検査の基準から見て、これまでの安全検査は不十分なものでした。
万物と同じように、安全検査も進歩していて、50年前に比べて、ずっと厳密な検査が可能なのです」


それとは反対に
WHOによる2000年の評価では安息香酸ナトリウムは
一部の感受性の高い人にアレルギー反応を誘発するが
一般的には毒性は低く安全であると結論している。


今回の文面は様々な記事を調べたり、ところどころ引用しました。自分なりの解釈も入っています。
WHOは結論として安息香酸ナトリウムは安全と結論づけているようですが、
私はやはり怖いと思いました。
特に体重の少ない子供、幼児の食事については気をつけるべきだと思います。


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Posted by 細田幸平 at 16:20│Comments(0)食と添加物
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