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プロフィール
細田幸平
細田幸平
著者 樽の味研究員の細田です。
特技 漬けること
技術 広告宣伝
公式サイト樽の味

2015年05月14日

安いとなぜ悪いのか?

これは藤村正広氏や一圓克彦氏の本を読んでいて、


そして自分でも仕事をしていく上でわかってきたことですが、


安売りをするお店やメーカー、問屋さんの9割以上が採算を度外視しているということです。


100円で仕入れたものを101円で売る。

それを1万個売れば1,010,000円です。

10,000円儲かります^^:

この理論で
100万個売れれば100万円儲かる。


本気でそう考える人がいるんです。


実際は1万個売る場合にかかる、管理・伝票処理・梱包・発送手配により発生する人件費、運賃、支払い手続き、等など様々な経費が相当かかってきます。


だから上記の理論では絶対に破綻します。


製造メーカーは利益の中に、次の仕入れの分を考えたり、その仕入れ分が値上がり(大根等の農作物は天候により値段が変化する)する恐れもあるのでそれも考えておかなければならないですし、


仕入れ以外にも人件費、機械維持費、消耗品費、管理費、光熱費、包装代等がかかってきます。


さらに、次の商品の開発費や、現存の商品よりもより良くするため(美味しくするため)の改良費なども考慮しなければなりません。


そして、より販売をするための広告宣伝費や営業出張費等も漏れ無く考慮しなければならないのです。


が、実際は管理費、機会維持費、光熱費、開発費、改良費、広告宣伝費や営業出張費などは


なかなか目に見えにくく、計算が難しいため、度外視される場合が多くあります。


これが恐ろしいところなのです。


安売りをするところほど、目に見えにくい経費を無視する傾向があるのです。


目に見えないものは見ないフリとでも言いましょうか。


まさに採算を度外視ですね。



ちなみに管理費をケチるとどうなるでしょうか。


いろんなところで歪が生まれます。


本当は冷蔵庫で管理しなければいけない材料なのに

冷暗所でいいかも。という考えに至る可能性もあります。


本来はあまり日持ちがしないものだけれども、

日持ちをさせたいがために、保存料をこっそり入れるようかな。と思うやもしれません。


A級の材料だけを厳選して使っていたけど、経営的に厳しいので

B級の材料も扱うようにしようかな、と魔がさすやもしれません。


いや!そんなことはできない!

しかし値上げすることもできない!

というお店はどんどん赤字になり、潰れていきます。


もちろん、安くて質も良い。というお店もあるかもしれません。

そういったお店には今回の記事はいささか失礼かもしれません。


その場合は、最初に謝っておきます。

誠に申し訳ございません。


しかしながら私は今まで高くて質も良いところは見たことありますが、

安くて質も良いというところは見たことありません。

(質を良く見せれているところは結構ありますが、見せかけがほとんど)


安かろう悪かろうはほとんどのケースで当てはまると思います。


安い=悪


というのは単に、質が悪くなる可能性があるだけでなく、


その商売を正常に成立させることを困難にしている可能性もあるため、


私は『安い=悪』という見解を持っているのです。


昔ながらのお漬物あります。


昔ながらのお漬物




タグ :漬物

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Posted by 細田幸平 at 15:13│Comments(0)ブログ
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