2015年08月12日
醸す
醸すって言葉知ってますか?
雰囲気や場の空気を醸しだす、とかそういう使われ方をする言葉です。
何か特有の空気のようなものを生み出すときに使われますね。
この「醸す」という言葉は元々は
麴 (こうじ)に水を加えて,酒や醬油などをつくる。醸造する。
というところから来ています。
つまり菌のチカラを借りて発酵させるということですね。
菌は様々なものを生み出します。
それは旨味であったり、酸味であったり、匂いであったり、アルコールであったり、
さまざまなものを醸しだすのです。
人類は6000年以上も前からこの醸すということと向き合い、付き合ってきました。
しかしながら現代は醸さなくても旨味(アミノ酸)や酸味(酸味料)、香り(香料)やアルコールなどを化学的に作り出すことができます。
それは便利な半面、人間から大切な五感、感性を奪う行為でもあると私は感じるのです。
雰囲気や場の空気を醸しだす、とかそういう使われ方をする言葉です。
何か特有の空気のようなものを生み出すときに使われますね。
この「醸す」という言葉は元々は
麴 (こうじ)に水を加えて,酒や醬油などをつくる。醸造する。
というところから来ています。
つまり菌のチカラを借りて発酵させるということですね。
菌は様々なものを生み出します。
それは旨味であったり、酸味であったり、匂いであったり、アルコールであったり、
さまざまなものを醸しだすのです。
人類は6000年以上も前からこの醸すということと向き合い、付き合ってきました。
しかしながら現代は醸さなくても旨味(アミノ酸)や酸味(酸味料)、香り(香料)やアルコールなどを化学的に作り出すことができます。
それは便利な半面、人間から大切な五感、感性を奪う行為でもあると私は感じるのです。
Posted by 細田幸平 at 16:33│Comments(0)
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