2015年01月26日
食品衛生講習会①
以前、市の食品衛生講習会に行った時のお話です。
そこで保健所の職員さんが講習を行ってくれるのですが、
この職員さん、かなり話がうまくて面白かったです。
一回では語りきれないほどの話なので
このブログでも何回かに分けてお話したいと思います。
今回の記事はわりと食品を扱う方側向けの内容になると思います。
さて、本題に入りますが、保健所には数多くの報告(クレーム)が寄せられるそうなんです。
しかしながら、フタを明けてみると
8割以上は消費者の勘違いだそうです。
一番多いのが、体調が悪くなったというクレーム。
なかでも特にいやーな場合がこのようなケース↓
『今さっき◯◯中華飯店というところで食べたのだけど、
お腹が痛くなってきた。食中毒だと思う。』
といった苦情です。
さて、食中毒の症状が出るのはだいたい早くても半日以上の時間経過がかかります。
中毒をひき起こす菌が体内に入り、繁殖し、症状を発症させるまで意外と時間がかかるのです。
ですから、
さっき食べたもので食中毒になることはまずないのです。
もし本当に気分が悪くなったとしたら、
それは毒物が混入しているかアレルギー反応か、もしくは半日以上前に食べた物が原因です。
そして調べてみると実は勘違いだったとか、そういったケースが多いのです。
こういった苦情のいかんともしがたい点は
苦情を言った本人に悪気がない点です。
つまり陥れようとかそういった思いではなく、
本当に気分が悪くなったので、一方的な勘違いをしてしまったということなんです。
こういったお客様に対しては、とにかく落ち着き、相手の気持ちを逆なでしないよう、
真摯に対応することが大切です。
ちなみに悪意をもってその◯◯中華飯店を陥れようとか、
お金を巻き上げようという考えを持った輩がいたとしても、
そのような場合、ほとんど保健所には相談しにいきません。
直接お店にクレームを言いにいきます。
そのほうがお金を巻き上げやすいからだそうです。
下手に保健所や警察が絡むとかえって足元をすくわれてしまいますからね。
逆に言えば、
そういったクレームに出会った場合はまず最初に保健所に相談することが一番良いでしょう。
そこで保健所の職員さんが講習を行ってくれるのですが、
この職員さん、かなり話がうまくて面白かったです。
一回では語りきれないほどの話なので
このブログでも何回かに分けてお話したいと思います。
今回の記事はわりと食品を扱う方側向けの内容になると思います。
さて、本題に入りますが、保健所には数多くの報告(クレーム)が寄せられるそうなんです。
しかしながら、フタを明けてみると
8割以上は消費者の勘違いだそうです。
一番多いのが、体調が悪くなったというクレーム。
なかでも特にいやーな場合がこのようなケース↓
『今さっき◯◯中華飯店というところで食べたのだけど、
お腹が痛くなってきた。食中毒だと思う。』
といった苦情です。
さて、食中毒の症状が出るのはだいたい早くても半日以上の時間経過がかかります。
中毒をひき起こす菌が体内に入り、繁殖し、症状を発症させるまで意外と時間がかかるのです。
ですから、
さっき食べたもので食中毒になることはまずないのです。
もし本当に気分が悪くなったとしたら、
それは毒物が混入しているかアレルギー反応か、もしくは半日以上前に食べた物が原因です。
そして調べてみると実は勘違いだったとか、そういったケースが多いのです。
こういった苦情のいかんともしがたい点は
苦情を言った本人に悪気がない点です。
つまり陥れようとかそういった思いではなく、
本当に気分が悪くなったので、一方的な勘違いをしてしまったということなんです。
こういったお客様に対しては、とにかく落ち着き、相手の気持ちを逆なでしないよう、
真摯に対応することが大切です。
ちなみに悪意をもってその◯◯中華飯店を陥れようとか、
お金を巻き上げようという考えを持った輩がいたとしても、
そのような場合、ほとんど保健所には相談しにいきません。
直接お店にクレームを言いにいきます。
そのほうがお金を巻き上げやすいからだそうです。
下手に保健所や警察が絡むとかえって足元をすくわれてしまいますからね。
逆に言えば、
そういったクレームに出会った場合はまず最初に保健所に相談することが一番良いでしょう。
Posted by 細田幸平 at 16:20│Comments(0)
│食の業界